裏原宿のコーヒーショップ「HOTEL DRUGS」オーナーのナタリーさんとスタッフのアツシ君は知り合って4年目。

「たまたまコーヒーを買いにお店に来たアツシ君に、何かビビッときて『うちで働く？』

そう声を掛けたのが出会いだ。

現在は日替わりで店番。毎日のように顔を合わせないけれど、気を遣わなくても分かり合える姉弟のような仲だという。そんな以心伝心の関係性を維持するのに心がけているのが、労いの言葉を掛け合うこと。「コーヒーに合うあんこのおやつを届けたり、お互い気を遣わない程度の差し入れであることが大事かな」とナタリーさん。この日は小さなチョコレートとキャップ、メッセージカードを贈る。

「僕はナタリーさんのおかげで、この店を通じて色々な人達と出会えた。それがかけがえのない宝物なんです」